東京五輪のバスケットボール男子グループリーグも最後の試合となりました。
スロベニアとの試合に負けて0勝2敗、得失点差も-46と後のない日本代表ですが、決勝トーナメント進出の可能性はあるのでしょうか?
リーグ戦のルールと現状の各グループの戦績を見てみましょう。
国際大会のリーグ戦は勝点制となっており、勝利には2点、敗北には1点、棄権・失格には0点が与えられる。
勝点が同じ場合は得失点差が高いチームが上位となる。
【グループA】
順位 | 国 | 勝 | 負 | 勝点 | 得失点差 | 勝ち抜け |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | フランス | 3 | 0 | 6 | +44 | ○ |
2 | アメリカ | 2 | 1 | 5 | +82 | ○ |
3 | チェコ | 1 | 2 | 4 | -49 | × |
4 | イラン | 0 | 3 | 3 | -77 | × |
【グループB】
順位 | 国 | 勝 | 負 | 勝点 | 得失点差 | 勝ち抜け |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | オーストラリア | 3 | 0 | 6 | +33 | ○ |
2 | イタリア | 2 | 1 | 5 | +16 | ○ |
3 | ドイツ | 1 | 2 | 4 | -16 | ○ |
4 | ナイジェリア | 0 | 3 | 3 | -33 | × |
【グループC】
順位 | 国 | 勝 | 負 | 勝点 | 得失点差 | 勝ち抜け |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | スロベニア | 2 | 0 | 4 | +53 | ○ |
2 | スペイン | 2 | 0 | 4 | +21 | ○ |
3 | アルゼンチン | 0 | 2 | 2 | -28 | |
4 | 日本 | 0 | 2 | 2 | -46 |
各グループの上位2チームと、3位の中から勝点、得失点差で上位の2チームが決勝トーナメント進出となります。
7/31の試合でアメリカがチェコに35点差をつけて勝利したため、チェコの敗退が確定しました。
このため、日本はアルゼンチンに勝利することができれば決勝トーナメントに進出することができます。
8/1 13:40
対戦相手のアルゼンチンはNBA選手のCampazzo,Deck,Vildozaを中心に元NBA選手のScola,Brussino,Garinoなど良い選手が揃っており、日本代表としてはかなり格上の相手となります。
Campazzoは今年のプレイオフでもデンバーナゲッツでPGとして良い動きをしていましたし、前回のスペイン戦でも大活躍していました。
T-Mac時代にロケッツを応援していましたが、Scolaはインサイドも3ポイントも入る頼りになる選手でした。
2004年オリンピック優勝時のメンバーで今でも代表選手というのは本当にすごいと思いますし、チームとしては心強い存在だと思います。
アルゼンチン戦に勝てば決勝トーナメントに進出することができますが、スピードや3ポイントの精度はNBAクラスなので相当厳しい戦いになると思います。
格上とはいえ、グループリーグ前の試合ではフランスに勝利もしているので、全く勝てない相手ではないと思います。
個人的にはCampazzoのスピードに対抗するために冨樫スタートがよいと思いますが、八村、渡邊中心にどのように戦っていくのか楽しみです。
NHKやgorin.jpでLIVE中継があるので、みんなで応援しましょう。